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なでしこ ニュージーランドに逆転勝ち 20歳の浜野藤野がゴール | NHK - nhk.or.jp

パリオリンピックのメンバー発表前、最後の強化試合を終えたなでしこジャパン。

スペイン遠征での2試合を通じて若手が猛アピールを見せて、最後の最後まで代表入りをかけたしれつな争いが繰り広げられました。

パリオリンピックのサッカー女子は、1チームあたりの登録人数が18人と、遠征に参加している22人より4人少なくなり、選手にとっては今回の強化試合が最後のアピールの場となりました。

池田太監督は日本を出発する際、「所属チームとは違うポジションや役割を求める選手もいるので、どの選手が与えられた役割の中で力を発揮できるか、周りの選手との連携も含めて確認していきたい」と話しました。

その結果、ニュージーランド代表との2試合で、特にアピールしたのが若手の選手たちでした。

先月31日の第1戦は、先発に抜てきされたチーム最年少の18歳、古賀塔子選手がコーナーキックに頭で合わせて代表初ゴールを決めたほか、積極的に攻撃の組み立てに参加。

本職の守備でも相手にほとんどチャンスを作らせませんでした。

古賀選手は去年の強化試合から代表に呼ばれるようになり、これまで出場機会は多くはありませんでしたが、与えられたチャンスで期待に応えました。

そして、中2日で行われた2戦目。

前半、攻撃の形を作れなかった日本の閉塞感(へいそくかん)を打ち破ったのは、20歳の浜野まいか選手でした。

後半開始から投入されると、直後にペナルティーエリアの外からのボレーシュートで代表初ゴールを決め、15分にも素早い飛び出しで2点目のゴールを奪いました。

浜野選手は、そのあともみずからゴールに迫るだけではなく、決定機につながるパスを出したり、ボールをキープしてためを作ったりと、持ち味をいかんなく発揮しました。

浜野選手は去年のワールドカップのメンバーにも選ばれましたが、大会直前に左肩をけがをしたこともあって出場は途中からの1試合にとどまり、大会後も一時、代表メンバーから外れる時期を経験しました。

それでもスペイン遠征の最後のアピールチャンスで強烈な印象を残しました。

さらに、4月の国際大会では決定力不足を課題と挙げていた20歳の藤野あおば選手もゴールを決め、けがから復帰した19歳の谷川萌々子選手も途中出場して持ち味のチャンスメークでアピールしました。

池田監督は若手のアピールについて「浜野選手からはゴールに向かうエネルギーを感じられたし、藤野選手はいつもと違うポジションでゴールを決めた。みんなそれぞれよさを出してくれた。メンバー選考の判断材料は1つじゃないので難しいが、なでしこジャパンを自分の力で勝たせていくという強い思いを持っていることをベースに考えていきたい」と話していました。

オリンピックの代表メンバー18人に選ばれるために人事を尽くした選手たち。

藤野選手は「自分自身でどうこうできるものではないが、チームにとってプラスの存在になりたい」と話して、ピッチをあとにしました。

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