スポーツ専門局ESPNのジェフ・パサン記者は29日、エンゼルスがジオリト、ムーア、ロペスの3投手とレンフロー、グリチックの2外野手をウエーバーに出し、保有権を放棄する手続きを取ると報じた。
5選手はいずれも今季で契約が切れる選手で、先発のジオリト、救援のロペス、左翼のグリチックの3人はトレード期限直前に「買い手」となって補強した選手。プレーオフ(PO)圏内まで11・5ゲーム差とPO進出が絶望的なエンゼルスは来季を見据えてチームを解体し、有力選手を手放すことを決断した模様だ。
エンゼルスの補強策が大失敗し、最悪の結末となった。トレード期限が締め切られた8月1日から7勝17敗で、メジャー30球団ワースト。チームに追い風が吹くどころか、転落の一途をたどった。ミナシアンGMら球団幹部の責任が問われるところだ。
この5選手放出の意志を見せたエンゼルスの狙いは年俸削減だ。ESPNによれば、5選手を獲得球団があり、放出が決まれば、総額700万ドル(約10億2000万円)が削減されるという。そうなると、ぜいたく税を支払う義務がなくなるとみられる。
今年もエンゼルスは寂しい終盤を送ることになる。しかも、メジャーの顔である大谷翔平選手は右肘の靭帯損傷で投手は全休。9年連続プレーオフ不出場は確実の状況だ。この先、エンゼルスはどうなってしまうのか―。明るい未来は見えない。
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