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美人とは何か? 明治の女性日本画家が描いた珠玉の作品 - 文春オンライン

 美人画といえばどんな女性像を思い浮かべるだろうか? ふくよかで穏やか、すらっとしなやかなど、それぞれに美人のイメージがあるだろう。

 明治八年(一八七五)、京都に生まれた日本画家、上村松園。山種美術館では彼女の作品を主とした「上村松園と美人画の世界」展が開催されている。

 明治の世、女性ながらに活躍した松園は苦労を重ねた。逆境にあっても「清澄な感じのする香高い珠玉のような絵」を目指した彼女は清らかな美人像を描いた。今回、松園18作品と鏑木清方や重要文化財・村上華岳《裸婦図》など魅力的な美人画が多数並ぶ。

 ふっと蛍に目をやる女性。松園の描く美人は愛らしいだけでなく尖ったところが微塵もない。柔らかく凜としている。それが彼女の思う美しさだったのだろう。美人に託されたものとは何か? 自分にとって美人とは何か? 珠玉の美人画を前にそんな深読みをするのも楽しい。

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January 31, 2020 at 03:00PM
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