阪神が今季2度目となる3連敗を喫した。前回4月10日から13日の3連敗は引き分けを挟んでのもので、3試合連続黒星は今季初となった。

新庄剛志監督(52)率いる日本ハムに2年連続の負け越しが決定。今季最多4万2614人が入った甲子園のファンの期待に応えることができなかった。

新庄采配にやられた。

相手先発の山崎福也投手(31)が6番で起用された。4回無死一、三塁では西勇輝投手(33)が山崎に中前適時打を浴び、先制点を献上。交流戦で相手投手に勝利打点をあげられるのは球団初の屈辱となった。

西勇にとっては、オリックス時代に4年間ともに戦った後輩に痛い一打を浴びた。

4回には西勇、5回には渡辺諒内野手(29)が適時失策を犯し、追加点を与えた。1試合で複数適時失策は今季初。ミスも続き、チームは5回までに6失点した。

西勇は今季最短となる4回7安打4失点(自責2)で降板した。

前夜も2-8の完敗。この日も打線の反撃は乏しく、交流戦は初戦から2連敗となった。