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NYダウ反落で推移 消費減速を懸念、利益確定の売りも - 日本経済新聞

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ウォール街(ニューヨーク)=ロイター

ウォール街(ニューヨーク)=ロイター

【NQNニューヨーク=戸部実華】17日の米ダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反落している。15時現在は前日比116ドル77セント安の2万9833ドル67セントで推移している。朝方発表の10月の米小売売上高が市場予想を下回り、市場心理の重荷となった。ダウ平均は前日に9カ月ぶりに過去最高値を更新し、目先の利益を確定する売りも出ている。

小売売上高は前月比0.3%増と市場予想(0.5%増)に届かず、9月(1.6%増)から減速した。新型コロナウイルスの感染拡大が消費の伸びを抑えるとの懸念が強まった。景気敏感株が売られ、クレジットカードのアメリカン・エキスプレス(アメックス)や銀行のJPモルガン・チェースが安い。17日に市場予想を上回る四半期決算を発表したホームセンターのホーム・デポや小売り大手のウォルマートも売られている。

ネット通販大手のアマゾン・ドット・コムが17日に処方薬のネット販売を始めたと発表し、競合激化の懸念からウォルグリーンズ・ブーツ・アライアンスが10%安となるなど、ドラッグストア株が軒並み大幅安となったのも相場の重荷となっている。

ただ、ダウ平均は取引開始後しばらくして下げ幅を400ドル超に広げた後は下げ渋っている。航空機のボーイングや顧客情報管理のセールスフォース・ドットコムなどが買われている。

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