
山口県萩市 澄川酒造場
【E居酒屋にて 全6回の②】
近々E居酒屋で、わたくし主催の中規模の飲み会を企画している。女将さんとその打ち合わせをするため、一人で暖簾をくぐる。話は簡単に終わり、あとは飲むだけ。
最初に選んだのは「庭のうぐいす 純米吟醸 ぬるはだ」。続いていただいたのは「東洋美人 純米大吟醸 六瓢息災」だった。「東洋美人」はけっこう飲む機会が多い酒で、当連載でこれまで、14種類を取り上げている。
初めて見るラベルだなあ、とおもいながら飲んだが、それもそのはず、ことし登場したお酒だった。もっとも、それは後日分かったこと。宮城県栗原市「さぶん酒店」のサイトは、この酒が世に出ることになった経緯について、以下のように説明している。
「2020年、新型コロナウイルス感染症に見舞われた日本列島において、緊急事態宣言の発令、様々な活動の自粛、STAY HOME、と厳しい経済状態が続いています。酒業界も例外ではなく、飲食店の営業自粛により需要が激減し、これまでにない苦境に立たされています。この難局を乗り越えるべく、山口県・澄川酒造場より新商品『六瓢息災 むびょうそくさい』が発売!新型コロナウイルス感染症の終息と、酒業界に活気を取り戻したいという願いが込められています。タンク2本のみの限定醸造!雄町の純米大吟醸をリーズナブルにお楽しみいただけます」
六瓢息災。なるほど、ラベルのデザインは、6つの瓢箪(ひょうたん)をあしらっている。瓢箪は昔から縁起が良いものとされており、瓢箪が3つだと三拍(瓢)子揃って縁起が良い、6つだと、無病(六瓢)息災のお守りになるとされている。極端なのは豊臣秀吉の1,000。千成瓢箪は、彼の馬印として良く知られている。さて、今回のお酒だ。いただいてみる。
甘旨、やわらか、ふくよか、ややとろみ。これが第一印象。味わいと口当たりの印象が同時にやって来る。リンゴとイチゴが一緒になったような含み香がやや華やか。中盤から余韻にかけては苦みと辛みがけっこう強い。厚みたっぷりでボリューム感がある、と書けば力強い酒のようにおもわれるかもしれないが、あくまでもやわらかなお酒。セメダイン香(酢酸エチル系の芳香)がすこし感じられる。けっこう甘みを感じるが、ベタ甘ではなく、すっきり軽快さもあり、キレ良し。
瓶のラベルのスペック表示は「原材料名 米(国産)米麹(国産米)、精米歩合 麹米40% 掛米50%、アルコール分16度、製造年月2020.6」にとどまり、使用米の品種名が非開示なのは残念だ。酒屋さんのサイトでは「使用米 雄町」と開示しているのだが…。
酒名「東洋美人」の由来について、ネット情報では「初代の蔵元さんが亡くなった奥さまのことを想って名付けた」といわれている。
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November 19, 2020 at 06:36PM
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【4401】東洋美人 純米大吟醸 六瓢息災(とうようびじん むびょうそくさい)【山口県】 - 47NEWS
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