右肘を痛めているフィリーズの右腕セラントニー・ドミンゲス投手が、トミー・ジョン手術に踏み切る意向を固めたようだ。手術は今月下旬と見込まれ、日程が決まり次第行われるようだ。MLB公式サイトが伝えている。

米スポーツメディア「ジ・アスレチック」は、ドミンゲスが断裂した内側側副靱帯の修復術を受けるため、母国ドミニカ共和国から4日に米国入りしたと報道。情報筋はこれを認めた。

同投手は昨シーズンに右肘を痛めたものの、当初は手術を受けずに治療を行う方法を選択。回復に向けて前進が見られていたものの、今年3月、新型コロナウイルスの感染拡大で春季キャンプが中断となる前に悪化が認められたという。

トミー・ジョン手術から回復するまで、一般的に12カ月から18カ月かかると言われており、ドミンゲスの復帰は早くて2021年シーズン半ばになると思われる。