公立八鹿病院の依頼を受けた八鹿鉄工(兵庫県養父市八鹿町朝倉)が、手術室での新型コロナウイルス感染防止用ビニールテントを開発し、試作品の引き渡しがこのほど八鹿公民館で行われた。同社研究部の石井真嗣部長は「医療用の補助機器を作るのは初めて。畑違いの分野だったが、スピード感を重視して開発した。改良する余地もあり、商品化も検討したい」と話している。(桑名良典)
同社は主に農業用機械を製造している。先月末に市を通じて依頼を受け、同社研究部で設計から開発までを行い、約2週間で完成させた。
患者に全身麻酔を施す際には人工呼吸器が必要となるが、呼吸器のチューブを除去する時にたんを出したり激しくせき込んだりするなどの症状が出る場合があるため、ビニールテントにより麻酔医らの感染リスクを軽減させる。
テントは手術台の患者の上半身を覆う。試作品はステンレスの骨組みで、周囲をビニールで覆っている。縦56センチ、横56センチ、高さ61センチ。横幅は手術台に合わせて伸縮が可能という。
公立八鹿病院組合管理者で麻酔科の富勝治医師は「手術室で働く医療従事者用のマスクやゴーグル、防護服などが不足がち。感染防止用の医療用補助機器は少ない。素早い対応に感謝したい」と話していた。
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May 18, 2020 at 07:40AM
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