2020年01月16日16時20分
大阪市立大の研究グループは、胃がん手術後に残ったがん細胞が腹腔(ふくくう)内を覆う腹膜に一定距離まで近づくと、再発リスクが高まるとする研究成果を発表した。高性能の顕微鏡を使えば1分程度で距離を測定でき、再発防止に役立つ可能性があるという。論文は16日、米科学雑誌電子版に掲載された。
研究グループは、胃がん手術を受けた患者のうち、腹膜近くの部位にがん細胞があった96人を対象に調査。がん細胞から腹膜までの距離が0.234ミリ以下の58人は、より距離が離れていた患者に比べ、5年以内に腹膜でがんが再発するリスクが4.86倍、死亡するリスクは8.75倍だった。
国内のがん死亡者数は、胃がんが3番目に多い。再発は腹膜の表面にがん細胞が散らばって起きるケースが全体の約4割を占めるという。
同グループの八代正和准教授(がん分子病態制御学)は「腹膜でのがん再発が予測できるようになることで、強い抗がん剤を使用するなど再発を抑える治療ができるのではないか」と話している。
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January 16, 2020 at 02:20PM
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腹膜と一定距離で再発リスク高まる 胃がん手術後の患者―大阪市立大 - 時事通信ニュース
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