
ヴィッセル神戸の吉田孝行監督がJ1第23節・川崎F戦後の公式会見に出席し、FW大迫勇也の珍しい直接FKでの決勝ゴールを称えた。
大迫は0-0で迎えた前半34分、自身のポストプレーからカウンターでの決定機を演出。パスを送ったFWジェアン・パトリッキがDF大南拓磨に倒されてFKを獲得し、相手を一発退場に追いやると、直後にはこのFKを大迫がゴール左上隅に突き刺した。
指揮官によると「おそらく初めて蹴ったFKだったと思う」。それでも「今季、練習後に残ってFKをしていて、たまに一緒に蹴ったりして、練習しているシーンを見ていた」といい、「ロッカールームでもみんなに『向上心があって練習を続ければ何歳になってもうまくなるんだ』と伝えた。素晴らしい」と称賛を送った。
なお、大迫は後半18分に負傷交代。右太もも辺りを気にするそぶりを見せていたが、指揮官は「明日の状態を見て検査していくのか。あるいはつっただけという可能性もある。今の段階では曖昧なことは言えない」と述べるにとどめた。
(取材・文 竹内達也)
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