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『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』はこの美人&イケメン俳優たちに注目! <その2:中堅&ベテラン編>(MOVIE WALKER PRESS) - Yahoo!ニュース

DVD-BOXが発売中の『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド シーズン4』のキャストたちをチェック! 前回の「若手編」に続いて、今回は「中堅&ベテラン編」。群像ドラマはやっぱり、いろんなキャラクターがいるところが魅力。大人たちにも美女とイケメンが揃っている! 【写真を見る】エドワード・ノートン監督&主演作『ぼくたちのアナ・バナナ』(00)ではヒロインを演じたエルフマン ■キム・ディケンズ(マディソン役) 『ハウス・オブ・カード 野望の階段』の敏腕記者役でお馴染み! ニックとアリシアを育てる、強く賢いシングル・マザー、マディソンを演じるのは、米女優キム・ディケンズ、1965年6月18日米アラバマ州生まれ。本作以外にも人気作に多数出演しているので、見覚えのある人も多いはず。 まず、TVシリーズでは『ハウス・オブ・カード 野望の階段』(15~17)ではテレグラフ紙のホワイトハウス担当記者のケイト・ボールドウィン役。また、大ヒットTV『LOST』のシーズン2~3(06~09)ではソーヤーの回想シーンに登場、彼がかつて一緒に組んで詐欺をしていた女性、キャシディを演じていた。映画にも多数出演していて、近年ではデヴィッド・フィンチャー監督『ゴーン・ガール』(14)で事件を調べる地元警察の女性刑事ロンダ・ボニー役が印象的。こうして出演作を振り返ると、どの役も本作のマディソン同様、強くてたくましい女性のような気が? 彼女はこの番組のファンサイトfearthewalkingdead.fandom.comで、マディソンについてこう語っている。 「マディソンは、タフでクールなバッドアス。恐れを知らない。だけど、悩みがあるし、暗くて複雑で、何かに集中しやすい性格ね。彼女は、ドラッグ中毒の息子ニックを救いたいと思ってる。母親はみなそうだけど、自分の子供の状態は自分に責任があると思ってしまうのね。娘アリシアは賢くて美しくて、問題のある家庭の中でうまくやっている。でもそうなると、今度は、娘がいつかこの家族から離れたいと思うんじゃないかと心配してしまうのよ」 ■ジェナ・エルフマン(ローラ/ナオミ/ジューン役) 『ダーマ&グレッグ』のダーマ役でゴールデン・グローブ賞を受賞 シーズン4から登場し、なかなか正体がわからず、いろんな名前を名乗る謎の女性/ローラ/ナオミ/ジューンを演じるのは、ジェナ・エルフマン。1969年7月19日、米ロサンゼルス生まれ。 彼女は1999年のゴールデン・グローブ賞TV部門のコメディ・ミュージカル部門主演女優賞を受賞した経歴の持ち主。その作品は、ヒッピーの両親を持つ妻ダーマと、上流階級出身でエリート検事補の夫グレッグを描くコメディ・シリーズ『ふたりは最高!ダーマ&グレッグ』(97~02)。このダーマ役では同賞に1998年と2000年にもノミネートしている。 TVの出演作は多く、グレン・クローズ主演の『ダメージ』(12)の投資銀行を内部告発するトレーダー、ナオミ・ウォーリング役、『大統領とバカ息子』のビル・プルマン演じる大統領の夫人役などでも活躍。ちなみに、夫はティム・バートン映画の音楽で知られるダニー・エルフマンの甥で俳優のボディ・エルフマン。彼は『クリミナル・マインド FBI行動分析課』シーズン11~13(15~17)のひっかき男ピーター・ルイス役などで活躍。2人は95年に結婚、12歳と10歳の息子がいる。 ジェナは本作の役柄について「ヴァラエティ」紙のインタビューでこのように語っている。 「この役は大きな挑戦だった。身体的、感情的、心理的なダメージ面で。でもすべての面で満足がいくような結果になったと思う。このキャラクターの行動は、最初は納得が行かないかもしれないけど、それが何故なのかは後から描かれていく。彼女は過去の経験によって深く傷ついている。もしも彼女が悪人だったら、あそこまで傷つかなかったと思う。彼女の行動は、自分を守ためのものなのよ」 ■マギー・グレイス(アル役) 『96時間』の娘役マギーが、新たな魅力を発揮! SWATの装甲車を運転し、人々の体験談をビデオで記録していくビデオ・ジャーナリストのアルシア、通称アルを演じるのは、マギー・グレイス。1983年9月21日、オハイオ州コロンバス生まれ。映画ファンには、リーアム・ニーソンが誘拐された娘を守る元CIA工作員を演じる『96時間』シリーズ(08~14)の娘役でおなじみ。TVシリーズファンには、TV『LOST』(04~10)の、イアン・サマーホルダー演じるブーンの義理の妹、わがまま娘のシャノン役で知られてる。が、本作ではめずらしく黒髪の短髪。これまでとは別のクールな魅力を発揮している。 他に映画『きみがくれた物語』(16)、『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーンPart2』(12)などに出演。新作にはダイアン・キートンと共演したロマンチック・コメディ『Love, Weddings & Other Disasters(原題)』や、『ソウ6』(09)のケヴィン・グルタート監督のホラー『Incident On 459(原題)』などが控えている。 アルはシーズン4から登場するが、このキャラクターについて、放送局amcのインタビューでこう発言している。 「アルは女性だけど、彼女は周囲の男性キャラクターたちと対等な関係にある。それは、アルが彼女自身の行動によって手に入れた成果だと言える。彼女がチームにもたらすものは、彼女の性別とは関係がない。それがすごくクールだと思う。そして、彼女の目的は、生き延びることじゃない。後の人々のために、この世界の記録を残すことなのよ。この行動には、ある種の希望があると思う」 ■コールマン・ドミンゴ(ストランド役) トニー賞候補歴ありの実力派。監督業にも挑戦 シーズン1から登場しながら、なかなか正体が判明しない謎の男、ストランドを演じるのは、コールマン・ドミンゴ。1969年11月28日、米ペンシルヴァニア州フィラデルフィア生まれ。TVや映画に出演する前に、舞台でキャリアを積み、2011年にはブロードウェイのミュージカル『ザ・スコッツボロ・ボーイズ』でトニー賞にノミネートされている。 映画では『リンカーン』(12)、『グローリー/明日への行進』(14)、『ビール・ストリートの恋人たち』(18)など話題作に出演、これから公開される2作も注目作だ。まず1作は『アクアマン』(18)のヤーヤ・アヴドゥル=マティーン主演で名作ホラー『キャンディマン』(92)をリメークする『Candyman(原題)』。そして『ブラックパンサー』(18)のマイケル・B・ジョーダン主演、トム・クランシー原作の『Without Remorse(原題)』にも出演。そして、このシリーズでは監督業にも挑戦。シーズン4第12話「弱さ」、シーズン5第3話「詐欺師の峡谷」を監督している。 そんなコールマンは、syfy.comのインタビューでこの役の面白さについて語っている。 「ストランドは、タマネギみたいなキャラクターだ。すごくいろんな層がある。最初に脚本を読んだ時から"これは面白い、僕が培ってきた技術をたっぷり使わなくちゃならないぞ"と思った。彼は愉快で、謎めいた人物だ。しかも脚本家チームによる人物設定はかなり簡単で"彼は自尊心のある男。とても賢くて、カリスマがある"ってだけ。それ以外のこの人物の細かい部分は、僕に任されているんだ。しかも、次々に彼の別の側面が判明していく。だから演じるのがとても面白い」 ■レニー・ジェームズ(モーガン役) 『ブレードランナー2045』でも活躍の英国のベテラン俳優 本家『ウォーキング・デッド』シーズン1第1話から出演し、息子を必死に守父親から、自暴自棄の世捨て人、そして棒術の達人へと変貌したモーガンは、スピンオフ『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』の主要登場人物になった。この人物を演じるレニー・ジェームズは、1965年10月11日、英国ノッティンガムシャー生まれ、南ロンドン育ち。両親はカリブ海のトリニダード・ドバゴ出身で、10歳の時に母を失って里親の元で育ち、ギルバードホール音楽演劇学校を卒業したという経歴の持ち主。 映画では、ガイ・リッチー監督の『スナッチ』(00)のロンドンの質屋の主人役で注目を集め、近年では『ジェームズ・ブラウン~最高の魂を持つ男』(14)で『ブラックパンサー』(18)のチャドウィック・ボーズマンが演じた主人公の父親役や、カルト作の続編『ブレードランナー2049』(17)の排気処理場にある孤児院の経営者などを演じている。新作『ピーターラビット2/バーナバスの誘惑』(20)では、今回のドラマの中心となるウサギ、バーナバスの声を演じている。私生活では女優ジゼル・グラスマンとの間に3人の娘を持つよき父親だ。 彼は『フィアー~』でのモーガンについて「TVインサイダー」誌でこう語っている。 「モーガンと自分自身との戦いも、モーガンと周囲の人々との戦いも、まだ続いている。彼の旅は、彼の心の旅でもあるんだ。今度の旅では、これまで以上にモーガンがどんな人物なのかが分かるようになると思う」 ■ギャレット・ディラハント(ジョン役) 『それでも夜は明ける』など映画賞作品への出演多数 シーズン4から登場する元警官のジョンは、次第にこれまでの過去が明らかになっていくキャラ。演じているのは、ギャレット・ディラハント。1964年、米カリフォルニア州カストロ ・ヴァレー生まれ。ワシントン大学でジャーナリズムを学び、ニューヨーク大学の演技プログラム修士号を取得している。 SFファンにはTVシリーズ『ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ』(08~09)のT-888型、クロマティ役でおなじみかもしれない。映画の出演作は映画賞で話題になるような硬派作品が多く、『ザ・ロード』(09)、『ウインターズ・ボーン』(10)、『チョコレートドーナツ』(12)、『それでも夜は明ける』(14)などに出演。新作には、Netflix製作で『ジャスティス・リーグ』(17)のザック・スナイダー監督が撮った来年配信の話題作『Army of the Dead (原題)』が控えている。私生活では、TV『スター・トレック:ピカード』(20~)のラフィ役、ミシェル・ハードと07年に結婚している。 ジョン役については、放送局amcのインタビューでこのように分析。 「彼は孤独じゃない。でも、久しぶりに他の人たちと行動を共にすることになって、自分の技術を他の人々のために使えることに興奮している。彼は、他の人たちよりも厳しい経験をしたと思うよ、それはシーズン4第2話を見れば分かる。誰かが自分の助けを必要としないというのは、とても辛いことだからね」 いろんな経歴を持つベテラン俳優が集まっているので「なるほど、言われてみればアレに出ていた!」と思い出した顔もあるのでは? とはいえ、芸達者な俳優ほど、作品によってガラリと変わる。彼らが『フィアー~』ではどんな顔を見せるのか、過去の出演作と比べてみるのも面白そうだ。 文/平沢薫

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June 24, 2020 at 04:00PM
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