トミー・ジョン(TJ)手術の名医でヤンキースのクリス・アーマド球団医師は9日、MLBが開幕した場合、投手の肘のけがリスクが高まると警鐘を鳴らした。

米ネットメディア「メディアム」で「肘を痛めるのは春先が多い。オフを終えて急にプレーをすると、コンディションが整わない状態でけがをしやすい」と指摘。MLBは7月初旬の開幕を目指しているが、その前の準備期間に通常のキャンプより短い3週間を予定。同医師はTJ手術ラッシュの可能性に言及し「十分な準備がけが回避につながる」と提言した。