老舗酒造会社の南部美人(岩手県二戸市)は、消毒液の代替品として利用できる高濃度エタノールを5月1日に発売する。酒造りの規制緩和を受けた取り組みで、新型コロナウイルスの全国的な流行を受けて消毒液の需給が逼迫していることに対応する。
発売する「南部美人アルコール65」は、本醸造酒を製造する際、通常30%に薄めて添加する95%の醸造アルコールを65%に薄めたもの。300ミリリットル入りの900円(税別)で、6月末までに1万本を出荷する予定だ。医療関係者向け限定で77%の商品も用意する。
医療用ガスなどを製造・販売する北良(同県北上市)と連携して医療・福祉関係者に優先的に販売する。一般向けには3密(密集・密閉・密接)状態を避けるため、インターネットや一部の酒販店で販売する。
醸造アルコールはこれまで酒造り以外に利用できなかった。だが、新型コロナの感染拡大を受けて国税庁が厚生労働省の通知に基づいて転用を認めるなど規制を緩和したため、同社は消毒向けの製造に踏み切った。
久慈浩介社長は「通常の消毒液より価格が割高だが、1本当たり200円前後の酒税がかかるため。県内では感染者が見つかっていないが、医療関係者らから悲鳴が上がるほど消毒液不足が深刻で、アルコールを製造できる免許を持つ事業者として力になれれば」と話している。
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April 30, 2020 at 03:01PM
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新型コロナ:南部美人が消毒用高濃度エタノール 新型コロナ流行で - 日本経済新聞
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